ソーイングサポート&レッスン&パターンオーダー ミシンカフェ EDIT(エディト)

About us EDITについて

ミシンへの思い

ミシンと聞くだけで郷愁というのでしょうか、
服作りをしているときの、母の誇らしげな姿が目に浮かびます。

布端をきちんと揃えて押さえ金を下すしぐさ、
針を追う真剣なまなざし、アイロンがけのときの細かな指づかい、
無駄のない動きがつながって、ただの布切れが美しい衣服へと形を変えていきます。

「魔法使いみたいだ」と、私は無条件に母を尊敬していました。
若くして夫に先立たれた母は、工業用ミシンを家に据え、
紳士服や婦人服の縫製をして、私たち姉妹を育ててくれました。

母だけではありません。ミシンを利用する家内職によって
高度成長期、家計を補い、家族に潤いをもたらした大勢の女性がいました。
ある時代の日本女性にとって、ミシンは自らを力づけ、向上させてくれる機械だったのです。

そんな「ミシンとの幸福な関係」を過去だけのものにしたくない、
若い世代にもミシンを使い続けてほしい、それがミシンカフェを開いた一番の理由です。

ミシンとの楽しい時間、クリエイティブな時間を作り出すのは、あなたご自身です。
楽しいソーイングライフを「エディト」からどうぞ、スタートさせてください。

エディトのサービス

  • ミシンに親しんでいただくために、 ミシンを持っていない方、触れたことがない方に開かれたスペースをと考えました。
    会員制をとらず、ミシン糸などの裁縫道具をそろえて、使いたいときに手ぶらで利用できるレンタルスペースを設けています。

    ソーイングスペースについて
  • 次に準備したのは、型紙です。
    布は長方形に織りあがっていますから、形にする前に裁断が必要です。
    イメージを布に伝えるもの、それが型紙です。
    アパレルCADを据えて、小物からタンスカバーなどの大物まで、型紙を作成できる設備を整えました。

    型紙オーダーについて
  • そして、ミシンを使いこなすための洋裁教室を開くことにしました。
    教室の特徴としては、家庭用ミシンだけでの作品づくりを心がけていることと、できるだけ短時間でプログラムを終了することです。
    ミシンの特徴を理解して、スマートにソーイングしていただきたいです。

    洋裁教室について

アクセス

ミシンカフェ EDIT(エディト)〒564-0045
大阪府吹田市金田町26−18
(TEL:06-6155-9860)

エディトは、糸田川の堤防に建っています。店の北側10mまでは遊歩道ですが、店の前は両側通行の車道です。
駐車スペースは1台分です。お車でお越しの場合は、事前にお知らせください。カーナビではミスリードされますのでご注意ください。

電車の場合

◆阪急千里線「豊津」より徒歩約8分。
豊津駅(改札は一つ)を出て、南側にあるパチンコ店の前を通り、糸田川堤防の遊歩道を進む。

◆地下鉄御堂筋線「江坂」より 徒歩約15分
江坂駅1番出口(北東の出口)から大同生命ビルの中を通り、江坂公園を抜け、CATミュージックカレッジの裏側(カレッジを左に見て)の道をまっすぐ進む。糸田川にかかる金田橋を渡ると正面にあります。

お車の場合

内環状線の新糸田川橋東詰を北へ曲がって堤防上の道に入って約150m。
(遊歩道のように見えますが、両側通行の車道です。エディトまでつながっています)
駐車は店の前の路上をご利用ください。

プロフィール

講師森 不二子

繊維産業が盛んな時代の福井市で生まれ、母の手作り服で育ちました。
探求心が旺盛で、大学ではフランス文学を専攻し、社会へ。
機械設計のCADオペレーターを3年間務め、広告制作会社で編集者として16年間、 9年間の大学勤務を経る中で、「女性と社会」に興味を深めつつ起業をめざしてきました。
1991年、編集の仕事で森南海子さんの知遇を得、以降、人生の師と仰いでいます。
2013年、アンドルー・ゴードン著『ミシンと日本の近代』を読み、 ミシンが女性の存在を高めた機械であることに感動し、ミシンカフェ開業を決意。
ミシンは家族の絆製造機との信念があり、その幸福を次の世代にも贈っていきたいです。
ソーイングは30年以上の趣味であり、 縫製のプロだった母の仕事を参考に、既製品のように美しくスマートな仕上がりを目指します。 ご来店された方がミシンを大好きになってくださることを願う「ミシンのおばちゃん」です。
2017年9月より、イオンカルチャークラブ北千里店でミシン講座の講師を務めています。
2018年11月 吹田市男女共同参画センター「生活自立支援講座」で一日講師を務めました。
2019年、母の死去により和服を受け継ぎ、洋服へのリメイクの研究を始めました。